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森林は、生き物たちを育み、きれいな空気を生み、災害を防ぐなど、たくさんの機能(=公益的機能)を持っていて、
県全体では年間1兆8817億円(注)、林業公社の社営林だけでも年間381億円の公益的機能を発揮しています。
宮崎県の森林面積は、県土の76パーセントに当たる約59万ヘクタールで、そのうち約36万ヘクタールがスギやヒノキの人工林です。
このような人工林で育んだ木を適切に使うことは、山の環境を良い状態にすることに繋がります。国産の木材を進んで使うことによって、生活環境の保全にも貢献することができるのです。
ところが今この人工林で、伐採後に植栽されない山(=植栽未済地)や、間伐などの手入れが行われない山(=間伐未実施林)が多く見かけられるようになっています。
このような森林が放置されると、山地災害を招くおそれがあるなど、県民生活にも大きな影響が及ぶことが懸念されます。
林業公社では、これまで以上に社営林の公益的機能を高めていくことはもちろん、県が進める植栽未済地対策や間伐推進対策にも積極的に参加して健全な森林づくりに取り組んでいます。
注:日本学術会議による試算方法(平成13年11月)を参考に試算 |
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